chromedium note

別居婚からの妊娠、出産、子育てのあれこれ。

保育園のこと、ファーストエンカウント。

母子手帳をもらった日に、お隣の保育所担当窓口で保育園のことも聞いてきました。

東京などの大都市では壮絶らしいと噂に聞く保活、はたして地元ではいかがなものか…。

 

まずは窓口で、「保活ってぶっちゃけいつからしたらいいですか?」とストレートに質問してみました。

係員さんが説明してくれたところによると、重要なのは下記3点。 

  • 保育園に入れたい月齢(年齢)
  • 申し込みの時期
  • ポイントのこと

備忘録も兼ねて、順番に説明していきましょう。

もしかしたら地域によって違うところもあるかもしれませんが、そこはご了承ください。 

 (1)保育園に入れたい月齢(年齢)

まず大事なことは、いつごろから保育園に入れたいかというイメージ。

前提として、保育園では生後3ヶ月から預かれます。

しかし、ここで問題になるのが、保活は基本的に赤ちゃんが生まれてからするものだということです。

利用申し込み前に必要となる保育園での面談には、基本的に赤ちゃんを同伴することが必要だからです。

そうすると、仮に生後3ヶ月から保育園に入れたいと思っていても、3ヶ月で保育園を決め、申し込み、利用決定を得るのはなかなかにハードです。

 

さて、多くの方は育休が終わる生後1才から保育園に預けたいと思うそうです。そりゃそうですね。

しかし、地方とはいえそこそこの都市のである我が地元では、保育園の空きはやはり少ないとのこと。

現時点での保育園の空き枠リストを見せてもらえましたが、たしかにほとんど空きがありません(このリストはもらえませんでした。見せてくれただけ)。

 

年度途中での入園はほぼ絶望的…となると、そこで問題となるのが、申し込み時期と出生時期です。

 

(2)申し込み時期

育児休暇をめいっぱい取って、赤ちゃんが満1才となるときに保育園に入れようとすると、4月生まれでないかぎり年度途中になります。

しかし、保育園の空き枠は4月の時点でほぼ埋まってしまうため、年度途中での入園希望は滅多なことでは通りません。

もちろん転居などによる途中退園があれば空きは出ますが…あまり当てにはできない感じです。

 

となると、やはり狙いは4月入園です。

たとえば3月生まれさんなら、「1歳になってから入園」も可能なのでしょうが、4月以降の生まれなら満1歳までめいっぱい休もうなどとは思わないほうがよさそうです。

1歳になる前であっても4月時点で入園させなければ、1歳〜次の4月までを保育園なしで乗り切る羽目になってしまいます。

 

私の住む地域では、4月入園を希望する場合には10月〜12月の間に一次審査の申し込みが必要です。

この間に希望の保育園を訪問して面談をし、第5希望まで書いて利用申請をするそうです。

もちろん一次審査で希望の園に入れない場合も多々あり、その場合は2月に二次審査、さらに3月に三次審査になるとのこと。

できればそこまで行かずに決まりたいものです…(震)

 

さて、ではどうしたら希望の園に入れるか。ここで問題になってくるのがポイントです。

 

(3)ポイントのこと

保活と言えばポイント、1点の差が合否を分けるという噂のポイント…。

このポイントについては、「ポイントってどうなってるんですか?」と聞いたら「保育施設等利用調整基準表」なるプリントが出てきました。

これです!これ!これがほしかった!!!(プリントはもらえました)

 

こまかい点数はお住いの地区によって違うかもしれないので、ざっくり書きますと、主な得点項目(基準点数)は

  • 労働形態(会社に雇われている、自営業、居宅内労働、採用見込み、休職中など)
  • 労働時間(1ヶ月の勤務時間が160、140、120、100、80、60時間以上)
  • 保護者に疾病や障害がある
  • 親族の介護や看護が必要
  • 就学している
  • 既に保育を利用しているきょうだい児がいる

あたりでしょうか。

 

その他の調整項目(調整点数)として加点されるのは

  • ひとり親世帯
  • 生活保護世帯
  • 生計の中心者が失業中
  • 子どもに障害があり、障害手帳の給付を受けている
  • 育児休業明けの復帰の場合
  • 保護者の一方が不在(単身赴任、海外勤務など)

などなど…ざっと見た限りでは、けっこう細かく配慮して点数配分されているなという印象です。

 

出産前からフルタイムで働いていて、育休明けに復帰する方にとっては比較的手厚い構成になっているのではないでしょうか。

逆にいうと、いったん退職してしまっていて、求職活動から始めるという方にはちょっと厳しい戦いになりそうです。

 

基準や点数はお住いの地域で異なるはずですので、保育園の利用を検討されている方は早めに窓口で確認してみてくださいね。